自律神経失調症の薬に頼らない改善法
初めに
一口に自律神経失調症状といっても人それぞれにさまざまな症状があります。
しかし、症状を一つ一つ追ってその都度専門の病院を探し回ってしまう行為は、
さらに深みはまることにもなってしまいます。(私自身が経験済み)
自分自身の治ろうとする力である「自己治癒力」さえ向上させることができれば、
自律神経のバランスも整い、全ての症状が一気に改善されると考えてください。
当院ではこのような自己治癒力を向上させるための施術を行なっています。
自律神経失調症とは
自律神経失調症状とは簡単に言うと自律神経のバランスが崩れているためにおきる身体のさまざまな不調ということになります。
普通に使われる自律神経失調症状とは、身体に不調があって病院で血液検査やレントゲンなどで検査をしても、臓器や器官等どこにも異常が見当たらないため、止むを得ず付けられる病名ということになりますが、正式な病名ではありません。
肉体的な異常が見受けられないということで精神的な疾患と考えられることも多く、うつ病との違いが分かりにくいとも言われているようです。
このようなことから自律神経失調症状の位置関係をみてみると、
健康と病気の間に位置し、心と身体の間に位置しているのが
自律神経失調症状という考え方も出来ます。
あまり深刻に考えても仕方がないし、
何もしなければ本当の病気にまで発展してしまうこともある、
非常に微妙な位置にいる状態ということでしょうか。
あまりしつこく不調を訴えると、
気のせいだとか心療内科を受診してみませんか、
と言われてガックリしてしまったという経験をされた方も多いことでしょう。
症状としては腰痛や肩こり等の筋肉的なものから内臓的なもの、
精神的なものまで全身に及びます。
自律神経失調症の症状
主な症状としては以下のような症状があります。
【全身】
微熱、だるい、倦怠感、疲れやすい、疲労感、
力が入らない、起きられない、冷や汗、震え・・・等
【筋肉・関節】
首・肩・背中のこりや痛み、首の張り、手足の痛み、
全身の筋肉の痛み、関節の痛み、関節のだるさ・・・等
【内臓・器官】
頭痛・偏頭痛、ドライアイ、耳鳴り、味覚異常、動悸、息切れ、めまい、全身の冷え、 のぼせ・ほてり、高血圧、低血圧、不整脈、過敏性腸症候群、食欲不振、過食、拒食 、 吐き気、腹部膨満感、胃の不快感、息苦しい、
頻尿、インポテンツ、生理不順・・・等
【精神的症状】
意欲が湧かない、いらいらする、怒りっぽくなる、集中力がなくなる、不安になる、落ち込む、すぐ悲しくなる・・・等
一般的な考え方と治療法
通常の西洋医学的(病院)には体の不調は
単体の臓器や器官で起きたようなことになっています。
身体の調子が悪いということで病院へ行くと、
どこか身体の中に異常な個所があるはずだということで、
とにかく検査から入ります。
どこが悪いのか血液からレントゲン、MRIと、
とにかくどこか異常が見つかるまで検査していきます。
そして異常な箇所が見つかると、
その部分の影響で身体に不調が起きているからその部分を手術で切除するか、
投薬で抑えようとします。
どこにも異常が見つからないのに体調が悪い場合につけられるのが、
自律神経失調症ではないでしょうか。
そしてあまりしつこく食い下がると、気のせいでしょう、
心療内科を受診してみたらいかがでしょう、ということになるのが通常のようです。
違う方面からの考え方
しかし身体の臓器や器官が勝手に悪くなるという考え方には、
少し無理があると思いませんか。(感染症は別です)
全体的な身体は何も異常を感じていないのに、
胃腸や心臓や肝臓・腎臓などが勝手にその箇所だけ(その細胞だけ)が
悪くなるという考え方には少し無理があるということです。
身体が何かのストレスを感じて全体の身体に異常が現れ、血液やリンパ液の流れが滞ったり、ホルモンや自律神経のバランスが乱れ、それを放置していた結果として身体の中(内臓系)にまで異常が到達してしまった、という考え方ほうが理論に無理がないように思います。
つまり、まず最初に身体全体の運動系にそれまでと違って、動かしにくい箇所や突っ張り感・違和感などが現れてくるということです。
(骨格の歪みやコリが現れる)
それを放置していた結果、食欲がない・夜眠れない・
疲れやすいなどの感覚の異常が出てきます。
さらに放置していると今度は便秘・下痢や高血圧・
めまいなどの機能的な異常へと向かいます。
そして最後にはとうとう身体の内部にまで異常が現れて、
ガンや脳卒中・心筋梗塞などの病気へと発展してしまうという考え方です。
すなわち西洋医学的な考え方と順序が逆ということで、
健康体から病体への流れは
「部分」から「全体」へ向かうのではなく、「全体」から「部分」へ
病体から健康体への流れは
「全体」から「部分」へと向かうことになります。
その流れを図で表現しますと次の図のようになります。
【解説】
<病態への流れ>(読みたい人だけ読んでください、結構くどいです)
(図の2.~3.の流れ)
ストレスとは精神的なもの、肉低的なもの、環境的なもの
(生活環境・住環境など)など色々ありますが、
このようなものが作用してまず全体的な身体が正体から歪体へ傾きます。
これが最初のサインであり、腰痛・肩こり・背中のハリ等の
身体的な異常として現れ、運動系に異状が現れます。
(右回り、図の4.へ)
この状態ですぐに対処すれば早めに健康体へと戻っていくのですが、
対処しなければ身体が歪むことで血流の悪化・神経の圧迫・リンパ管の圧迫などを引き起こします。
このような状況になると身体が重かったり、
疲れやすくなったり、様々な身体の不調が出てきます。
(右回り図の5.へ)
血流・神経・リンパ管などが圧迫される状態が続けば、ホルモンや自律神経の伝達にも異常を与え、次は不定愁訴と言われる身体の違和感や血圧など数値の変化が現れてきます。
(右回り図の6.へ)
このときはまだレントゲンにも現れていない程度で、
原因不明の不調と言うことになります。しかしこれを又放置していると
今度は臓器や器官の損傷が起きてきて病院のレントゲンでも明らかに分かるようになり、
病気の発症と診断されてしまうということになります。
自律神経失調症状とは上図の「4、感覚の異常」、から「5、機能的な異常」
辺りのレベルにいる状態、つまり病気と判断される一歩手前の状態ということだと考えています。
<健康体への流れ>
上図のように何かのストレスで全体的な身体が歪み、
臓器や器官の損傷へと発展して行ったと考えれば、
この順序を逆にしてやれば改善するということになります。
まずストレスの原因をきちんと探さなければなりません。
しかし現実の施術としてはまず身体が歪んで行ったことで
徐々に機能低下が起きていった訳ですから、歪んだ身体(歪体)から
歪みのない身体(正体)へ戻してやることが先決となります。
血液の流れやリンパ液の流れ、神経などが身体の歪みや筋肉の緊張により
圧迫されて滞っていることが部分的な異常の原因だとすれば、
まずこのことを改善させることが先決です。(左回り図3.~4.)
この歪体を正体へ導く、筋肉の緊張を和らげるのに整体が大活躍します。
整体で歪んだ身体を正し、筋肉の緊張を和らげることで、
腰痛や肩こり等の身体の痛みが改善し、それまで圧迫されていた
血流や神経・リンパの流れが良くなることでホルモンや自律神経のバランスが整ってきます。
ホルモンや自律神経のバランスが整うことで、不定愁訴も改善されてきます。
(左回り図の4.~5.)
このようにして身体のさまざまな機能が回復して内部にあった
異常個所も改善され、元の健康体へもどっていくということになります。
(左回り図の6.~1.)
当院の施術方法
このような時は背中や腰・肩などの筋肉に緊張が見られ、脊椎や骨盤などにも歪みが見られます。その身体の歪みを整体で一つ一つ修正して筋肉の緊張をほぐしていきます。
そうすることで、血流が回復してホルモンバランスが良くなり、圧迫されていたリンパの流れや自律神経も解放されてバランスが調整されることになります。
そのことで本来の元の状態に戻ろうとする自然治癒力が目覚め、臓器はストレスから開放されて本来の働きを
少しずつ取り戻してくると考えています。
また自律神経失調症状の場合は精神的なストレスの比重が
大きいと考えられますので、心と身体は一体であるという考え方から、
心の問題もアしていくことになります。
恐怖心や過去のトラウマ・ショック、虐待やいじめ、劣等感、
両親との確執、現在の職場や家庭内のストレス、等の感情が
現実に身体に影響を与えている場合が多いのです。
この心の問題を放置したまま肉体だけを施術しても、根本からの改善は難しいと考えています。
心理・経絡セラピーの感情レメディセラピーやEFTで心の開放を行います。
また全体に流れる生体エネルギー=「気」の通り道であるといわれる東洋医学上の経絡は、自然治癒力にとって大変重要だと考えていますので、経絡セラピーで弱っている経絡を活性化させます。
このような一連の施術を行うことで薬や手術ではなく
自分の元に戻ろうとする自然治癒力が発揮され、自律神経の失調による不調を
自らの力で改善するということになっていくのです。
原因のストレスの中には、まだあまり騒がれていないような
ジオパシックストレスや、スピン偏極・霊障・薬害・経皮毒・
食品添加物・残留農薬などさまざまな物が作用していることがありますので、
さらに色々な角度から特定していくことも重要になってきます。
なぜ当院なのか
理由1、
初めての方へでもご紹介させていただいていますが院長自らが、
自律神経失調症状を長く患いさまざまな代替療法を
自分の身体で実体験しながら、改善させた実績があるということです。
理由2、
自律神経失調症状には経験上心と身体を同時にケアしなければ、
なかなか良い結果がみられませんが、ウェルネスでは
これを同時にケアが出来るところです。
理由3、
自律神経の失調には電磁波や地場・経費毒・住環境などが
密接に関係していることがありますが、その方面のアドバイスも出来る点です。
また、自宅で出来る自己療、その人に合った
他の代替療法などのアドバイスも出来る点です
お客様の声