単なる不眠を不眠症にしない
先日不眠について書きましたが、「不眠」を「不眠症」にしないようにしてください。
深刻に考えてしまうと「不眠症」になり深みにはまってしまいます。
・毎日毎日疲れが取れない
・枕が悪いのかなあ
・夜になるのが怖い
・心療内科に行った方がいいかなあ
・睡眠薬を飲んだ方がいいかなあ
このように考え出すと、どんどん眠れなくなってしまいます。
ここまできてしまうと病院に行って相談すれば、立派な「不眠症」という病名をいただくことになってしまうでしょう。
そして睡眠薬をもらうことになってしまいます。
不眠は病気ではありません
精神的にプレッシャーを感じていたり、心配事が続いていれば誰でも眠れなくなります。
それは眠る時間になっても、交感神経が緊張したままになっているからです。
交感神経の緊張を解いて副交感神経を優位にしてあげれば、理屈として眠れるはずです。
不眠を不眠症にしてしまう最大の原因は、眠れないことを深刻に考えすぎてしまうことです。
・寝ないと疲れが取れない
・寝れないと病気になってしまう
色々な常識が襲い掛かってきて心を乱します。
思えば思うほど眠らなければいいけないという、プレッシャーに身体は緊張してしまうのです。
心が乱れて緊張したら身体も同じように緊張します。
身体が緊張すると当然眠れません。
本当の睡眠の常識
人の眠る最良の時間はその人によって違うはずです。
あくまでも平均が7時間ということです。
人によっても違うし、年齢によっても違うはずです。
私の知っている人は毎日4時間ほどしか寝ていませんが、毎日健康で元気よく働いています。
また睡眠薬を飲んでいるお年寄りが多いのですが、年を取ったら当たり前に若い時よりも眠れなくなるはずです。
お年寄りは行動範囲も徐々に狭くなり体力を使いません。
また年齢と共に様々な箇所の筋肉が硬直していますので、当然眠れなくなってきます。
眠るのにも体力が要りますが、お年寄りは体力が減少しています。
当たり前の老化現象であるのに薬に手を出すのは間違っています。
私は鼻が悪いということもありますが、毎日夜中に何度も何度も目が覚めます。
鼻を手術か何かして治せば良いのでしょうが、自分は個性と思って割り切っています。
寝付きが悪い人・眠りが浅い人・夜中に何度も起きる人・様々な人がいると思いますが、何か理由があるはずです。
・無呼吸症候群になっている
・仕事のプレッシャーや悩み事がある
・働き過ぎなどで身体が緊張している
・身体の緊張が抜けきらない
・心配事があって頭から離れない
・単なる老化現象
・・・・等
何かの理由があるはずです。
薬に手を出す前にまずその原因を取り除いてください。
朝まで一度も起きずに眠れることのみを目指していたら、焦りもありだんだん気持ちがめげてきます。
私のように個性だと思ってしまえば楽になりますよ。
眠る方法
眠る唯一の方法は眠ろうと努力をしないことです。
コツはこの心と交感神経の作用を利用することです。
自律神経は心と反対に出てしまう「天邪鬼」(アマノジャク)だと考えてください。
人前であがらないようにしようと思えば思うほど、緊張してあがってしまいます。
うまくやろうと思えば思うほど失敗することが多いのは、意に反して筋肉が緊張するからです。
自律神経の「天邪鬼」ぶりが発揮されるところです。
実は睡眠も同じなのです。
眠ろうと思えば思うほど、身体が緊張して眠れなくなってしまいます。
開き直るのです。
ええ~い!あったまきた!
1日や2日眠れないからといって死ぬわけじゃなし!
朝まで起きててやれ!
と脳をだますのです。
自分の脳をだますパフォーマンスとして、わざわざ電気を付けて本でも読み出しましょう。
そう思うと自律神経は天邪鬼ですから、副交感神経が優位になって緊張が解け、眠気をもよおしてきます。
眠たいけどもう少し読みたいんだ・・・もう少しだけ・・・と言い聞かせる。
読む本は面白い本ではなく、とってもつまらないか難しい本がいいです。
そうすると自律神経はそうはさせまいと、さらに副交感を優位にしますから、さらに眠くなってきます。
うまく自律神経をだますことができました。
いきなり電気を消してしまうと元に戻ってしまうようなら、電気をつけたままで本を読みながら寝るのも手です。
やってはいけない行為
お願い
お願いですから単なる不眠を不眠症にしないで下さい。
不眠症になってしまうと立派に病気認定されて、睡眠薬を飲むしかなくなるのです。
睡眠薬にはそれなりの副作用があります。
お金と健康と時間を失うだけです。
長いこと人間やってれば、色々あって眠れない時もあるよね・・・
これ位の感覚で不眠を捉えてほしいと思います。
最初の眠れない時の心構えがとても肝心です。
病院の門をくぐれば不眠症患者になってしまいます。
そうならないようにしたいものです。
それでも悩んでいらっしゃる方へ
当院へお見えください。
とりあえず身体を緩めましょう。
身体を緩めれば交感神経の緊張が解け、副交感神経が活発になり眠れるようになるはずです。
そして眠れない本当の理由を探して改善させましょう。
心の問題などがありましたら一緒に悩んで改善させましょう。
=================
【さいたま市浦和の整体院】
ココロもカラダも元気整体院「ウェルネス」
http://www.e-b-wellness.com/
さいたま市浦和区岸町6-1-5-202
(浦和駅から徒歩8分、つきのみや神社目の前)
TEL 048-831-7746
営業時間:9:00~18:00
定休日:毎週水曜日、第1・3・5木曜日
(土・日・祝日も営業しています)
<完全予約制 1日6名様限定>
「ホームページを見て…」とご連絡ください。
心や身体の不調でお悩みの方はご相談下さい。
きっとお力になれると思います。
=================