パニック障害でお悩みの方も多いと思います。
パニック障害と姿勢(骨格の歪み)について
パニック障害の色々と原因は言われていますが、整体学的に姿勢(骨格の歪み)から探ってみたいと思います。
当院には多くのパニック障害の方が見えられますが、そのほとんどの方に同じ姿勢(骨格の歪み)が見受けられます。
それは上部胸椎が中に入ってると言う事です。
(姿勢が良すぎて伸びきっている)
猫背も良くないのですが、伸びきっても良くありません。
背骨そのものが真っ直ぐになっている(平背)方も多いです。
通常、胸椎は上図のように、胸部湾曲があって横から見て背中側に湾曲しています。
しかし、この湾曲がなく上部胸椎が伸びきってしまっているのです。
そうすれば当然、その周辺の筋肉が伸びきった状態で固くなってしまいます。
この骨を押すと「痛い!」と言われます。
(何もなければ痛くないはずです)
背骨がが真っ直ぐになってしまった要因
なぜ背中が真っ直ぐになってしまったのでしょうか?
背骨が真っ直ぐになった要因を聞いてみる
・猫背を治そうと思って胸を張るようにした
・親や先生から胸を張るように言われていた
・良い姿勢を常に意識して胸を張っていた
等がよく聞くところです。
性格的な要因は
・真面目
・自分で何とかしようとする
・くじけない
・小さい時から良い子
などでしょうか。
そうするとどうしても姿勢は胸を張った状態になります。
これらの要因が胸を張って背骨を真っ直ぐにしてしまい、俗にいう姿勢が良い状態をつくってしまいます。
正しい姿勢とは
正しい姿勢は胸を張りません。
胸を張ってしまえば、胸椎の上部が中に入ってしまいます。
そして顎が上がってしまいます。
正しくは「胸を張る」ではなく、「みぞおちを出す(張る)」姿勢です。
そうすると自然に顎がひけ、丹田に力が入ります。
自然な胸椎の湾曲が形成され、背中の筋肉は緩みます。
上部胸椎が中に入ってしまうこととパニックの関係については次回に・・・
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