腰痛
当院の腰痛の考え方・施術方法
初めに
一口に腰痛と言っても、その原因は肉体的なことから
精神的なことまで多岐にわたります。
この痛みを注射や薬・シップなどで止めるだけでは、
目先的には痛みが止まるかも知れませんが、
根本的な問題は何も解決していないと考えています。
むしろ、痛み止めをすることがかえって
慢性化させてしまう行為にもなってしまいます。
当院では腰のみにこだわらず、身体全体のバランスを整え、
原因を探してその原因に沿った施術を行います。
腰痛とは
腰痛が起こる原因としては、
・「骨格の歪み」
・「筋肉の疲労や低下」
・「老化によるもの」
・「内臓の病気」
・「精神的ストレス」など、
様々原因が上げられます。
またその原因などから
・椎間板ヘルニア
・シュモール結節
・脊椎分離症
・脊椎すべり症
・脊柱管狭窄症
・変形性脊椎症・・・
等の名前がつけられています。
ただ腰痛の原因を突き詰めていくと、
老化によるもの、内臓の病気によるもの、精神的ストレスによるものなども
結局は、
「骨格の歪みに起因することや、
使いすぎによる筋肉の疲労・使わなさすぎによる筋肉の低下による血流不足」
という身体的なものが根本原因と考えられます。
つまり骨格の歪みがなく、筋肉の疲労や低下がなく
血流が滞っていなければ様々な要因があっても
腰痛を発症しにくいということになります。
ところが現在人は
- 障害や姿勢悪化のための骨格の歪み
- スポーツのやり過ぎなどによる筋肉疲労
- デスクワークや車の運転など同じ姿勢を続けることによる筋肉疲労
- 運動不足による筋肉低下
- 肥満による負荷増大のための筋肉疲労
- 筋肉の柔軟性の悪化・老化などによる筋肉低下(身体が硬くなっている)
となっていることが挙げられます。
このような準備段階があって、さまざまな原因により
腰痛が発症すると考えられます。
一般的な腰痛治療の弊害
ところが病院等へ行った場合、
まず痛み止めの薬や湿布が処方され、
少しひどい場合は牽引やコルセットで固定する等の
治療が行なわれると思います。
さらにひどい場合は骨のレントゲン写真を見せられて、
手術を勧められるのが普通ではないでしょうか。
「しかし、ちょっと待って下さい!」
筋肉疲労や筋肉の低下で血流が悪くなっているところへ、
消炎鎮痛剤や湿布によってさらに血流を悪くしてしまっては
本末転倒の治療になってしまいます。
(消炎鎮痛剤や冷やす行為は血流を抑制することで痛みを緩和しようとするものです。)
確かに血液の中の発痛物質により痛みが発生していますので、
血流を抑制することで痛みは一時的に治まるでしょう。
しかしこの考え方は
あくまでも腰痛の痛みを抑えようとしているだけであって、
腰痛の根本改善にはならないのです。
ぎっくり腰などで内部に炎症が起きている場合は、
一時的に冷やすということは確かに必要かもしれません。
しかし、いつまでも血流を止めていては筋肉はさらに弱り、
腰痛になりやすい体質になってしまいます。
最終的には血流を増やしてあげない限り、
改善はしないと思ってください。
当院の施術方法
当整体院ではまず足浴に入ってもらって身体を温め、
身体全体の血流を良くします。
身体全体のバランスを整え最後に腰部の施術に入ります。
痛みという身体からのメッセージは非常に大切です。
そのメッセージを聞きながら
動かしやすい方向・気持ちの良い方向へのみ動かしていきます。
そうすることで、身体の中の元に戻そうとする力が覚醒して、
徐々につらい方向へも痛みを感じずに動かせるようになってきます。
また腰痛の原因を探していきます。
精神的なストレスが腰痛に関与していると思われる場合は、
感情レメディセラピーやEFTを併用して、感情にも働きかけながら
心と身体の両方から歪みを修復する施術も行います。
また、ご自宅で行っていただく体操など、
セルフケアについてもお伝えします。
あなたの持っている力を引き出すお手伝いをさせていただきながら、
一緒に改善していきましょうというスタイルです。
また、
当院では薬やシップ・注射などで
痛みを麻痺させてしまう方法には反対です。
痛みを麻痺させてしまうと
本来動かせない可動域まで動かせてしまうため、
そのことでさらに筋肉や靭帯などを損傷してしまう恐れがあります。
そしてまた注射、また痛くなる、また注射・・・
とどんどん深みにはまっていくことになってしまいます。
(この状況に陥っている方が非常に多いです。ご注意ください!)
腰痛の予防法
それでは腰痛にならないようにするためには自分で日頃から
どのようなことに気をつけたらいいのでしょうか。
基本は筋肉を疲労させない、低下させないことです。
- スポーツなどで疲労させた場合はこまめにストレッチなどでほぐしてあげる
- 同じ姿勢を続ける時はたまに立ち上がったりして腰を動かしてあげる。
- 運動不足による筋肉低下をさけるため体操や軽い運動をする。
- 骨格の歪みで筋肉を疲労させないように姿勢を正しくする。
- 腰を冷やさないように気をつけ、半身浴などで温めてあげる。
- 肥満で腰に余計な負担をかける場合があるので肥満を解消する。
- 体が硬くならないように日頃からストレッチなどで身体をほぐす。
- 足の筋肉は特に大事なので、日頃から無理をしない程度に筋肉を鍛えておく。
簡単なようで難しいかも知れませんが、実行してみてください。
腰痛Q&A
- 腰が痛いときは暖めた方がいいですか、冷やした方がいいですか?
- ぎっくり腰などのように急性で炎症が起きている場合は冷やした方がいいでしょう。しかしいつまでも冷やしてはいけません。
炎症が治まった後は温めてあげて改善させるようにしましょう。
いつまでも冷やしているだけでは改善はしません。
- ぎっくり腰の時マッサージは効果的ですか?
- ぎっくり腰の時は毛細血管等も破れていますので血行を良くするためのマッサージは逆効果になってさらに痛みを増幅しかねません。もう少し改善してからのほうがいいでしょう。
- 痛い箇所に使い捨てカイロを1日中張るのは良いですか?
- 1日中張るのはお勧めできません。元々人間には体温があり、その体温で軽快に動いていますが他から温められ続けていると、逆に疲労して体力は低下してしまいます。当然自然治癒力も低下してしまうということになります。一時的な使用に留めたほうが良いしょう。
- 腰痛の時お酒は飲んでいいですか?
- あまりお勧めできません。細胞や組織を修復させるのにビタミンが必要となります。アルコールを分解する為にもビタミンが必要になり、取り合いになってしまいます。
控えめにしたほうがいいでしょう。激痛なら禁酒するほうがいいと思います。
- 腰痛の時はコルセットをしたほうが良いですか?
- コルセットは筋肉の代わりをするものです。どうしても痛みのある一時期ならいいと思いますが、常習的に使ってしまうと自分自身の筋肉が弱って衰えてしまします。常習は避けましょう。
- 腰痛の時の食事はどんなことに気をつければ良いですか?
- 特にこれということはありませんが、バランスの取れた食事を心がければ大丈夫でしょう。ただ甘 い ものは控えたほうがいいと思います。
お客様の声

ありとあらゆるところでも効果がなく よっちゃん様 50歳(女性) 主婦
<どんなことでお悩みでしたか?> <当院で施術を受けた感想をお願いします> 10年ほど前から1年に2・3回ぎっくり腰に悩まされていました。リンパマッサージ・整体etcありとあらゆるところで治療しても効果はその時だけでした。1年半ほど前でしょうか、たまたまネットで見てこちらに通い始めました。整体ともマッサージとも違う、でも今までと明らかに身体が違うのを実感できました。 おかげさまでぎっくり腰も‟あやしいな?”と思う時に治療していただき大事になっていません。 当院を漢字一文字で表すと 「穏」 先生の人柄と治療がとても穏やかで他とは全然違います。 |
慢性的な腰痛悪化が改善・・・ K.S様 40代(女性) 主婦
40年来の慢性的な腰痛が軽く・・・ お喜久ちゃん様 80代(女性)無職