感情解放テクニック「EFT」とは

当院の心理カウンセリングには「EFT」を使っています。
 

「EFT」とは

アメリカ人のギャリー・クレイグ氏によって生み出された「感情を解放する癒しのツール」です。

世界中で数多くのセラピストによって使われています。

Emotional Freedom Technique(エモーショナル・フリーダム・テクニック)の頭文字を取って「EFT」(イーエフティー)と発音します。

日本語では「感情解放テクニック」と訳されます。

「EFT」は、以下のような概念が合わさったものだと言われており、体のエネルギー(日本や中国でいう「気」)を整える事ことによって、感情的な苦痛やストレス、又それに伴う身体的症状を解消するテクニックです。

・鍼灸治療のツボ
・神経言語プログラミング(NLP)
・エネルギー心理学
・思考場療法(TFT)

現在、EFTは、従来のセラピーに比べ、迅速で、安全に効果を生み出せるという事から、心理療法の世界でも注目されています。

欧米では、多くの専門家に使われ、日本においても一部の心療内科、精神科クリニックなどでも導入されています。

基本的な方法は、解消したい感情的、精神的な問題を言葉に出しながら、主に顔や胸周辺のツボを指で軽く叩くだけです。

「過去は変えられる」というのがEFTの真骨頂でもあります。

現実に過去に起きた出来事は変えられませんが、現在もその出来事のために不安や恐怖などを感じている場合、過去の出来事がトラウマになって残ってしまっています。

しかし現在残っている不安や恐怖などの感情を消し去ることができれば、過去の出来事は残りますが、現在も過去から引っ張ってきているネガティブな感情は消え、淡々と過去を振り返ることができるようになります。

過去の出来事は消えなくても、ネガティブな感情が無くなるため過去を変えたと言えるのです。

 

効果は心(感情)から身体にまで及びます

JMET公式サイトからの抜粋ですが以下のような症状に効果があると言われています。

・軽度から重度のストレスの解放
・イライラ、気分の落ち込みの解消
・不安、恐怖、悲しみ、喪失感、罪悪感、怒り、羞恥、嫉妬、無力感、自己憐憫などといった感情の解放。
・性的虐待などのトラウマの解放
・震災、事故などのPTSDの解放
・脅迫観念症、摂食障害、パニックアタック等の解消、改善
・タバコ、お酒など依存症の解消、改善
・悪癖(爪をかむなど)の解消、改善
・頭痛、腰痛から内臓疾患など身体のあらゆる症状の改善
・アレルギーの解消、改善
・子供のおねしょの解消
・感情のコントロールができるようになる。
・落ち着き、集中力、自信を高める。
・自己や他者への愛が増える

上記のような悩みに対して効果がありますので、お悩みの方はご相談ください。

 

タッピングの仕方

第1段階

1、まずは、今抱えている悩みを全て書き出します
複数の問題点を1つにまとめず、なるべく細かく分けて書きましょう。

2、上から順に、不快感の評価点をつけていきましょう。
0が感情を感じない状態、10は感情が強い状態という具合です。

3、最も評価点の高かった悩みに対してEFTタッピングで使用します。
悩みに対してじっくり向き合うことで、ストレス要因を顕在化させるのです。
 

第2段階(セットアップフレーズを作る)

セットアップフレーズは、「悩みを認める」「悩みを抱える今の自分を受け入れる」という2つの観点で行うことが大切です。

意識としては、「今、【悩み】に対して【感情】を感じているけど、私は自分を肯定して受け入れる」といった感じです。

悩みがきちんと自分の感情にフォーカスされていることを意識することが大切です。

たとえば友人が病気になってしまった場合では、
「今、私は〇〇が病気で悲しいけど、現実を受け入れて自分にできることをします」

といったように、自分の感情を認識して受け入れます。
 

第3段階(セットアップを行う)

空手チョップの場所をトントンとタップしたり、胸の圧痛点をさすりながらセットアップフレーズを唱えます。

この方法を3回ほど繰り返します。
 

第4段階(タッピングしていきます)

次に、指を使って以下の①番~⓼番までを順番に、7回ほどタップしながらリマインダーフレーズを唱えます。(※右側か左側の片側だけで実践しましょう)

その事柄に対しする感情を唱えながら上から順番にタッピングしていきます。

<例>誰かの行動に対して頭にきたとき
頭にきた・むかつく・何なんだ!・いい加減にしろ・怒りでどうにかなりそう等と唱えながらタッピングしていきます。

感情が最初思っていた数値より下がってきていたら、何度か繰り返してさらに下げていきます。(数回繰り返す)
感情が治まってきて、最初の数値より下がってきたらたらとりあえず終えます。
 

第5段階

水を飲む。

身体の中に感情の波が広がっているので、水を飲んで身体を落ち着かせます。

これで終了です。

 

詳しくは動画をご覧ください

詳しくはこちらの動画をご覧ください。


ウェルネスの施術は心と身体の両方に働きかける療法です。

それも安全でなければなりません。

安全でしかも効果のあるもの、いつもそれを追い求めています。

ウェルネスの施術はさらに高み目指します。

 
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