今回は肉や卵・牛乳について書いていきます。
子供のころから大きくなるにはこの3つを摂取するように盛んに勧められてきました。
確かにこの3つはタンパク質が豊富で子供が成長するのに、とても重要な栄養素なのかもしれません。
しかしタンパク質の摂りすぎも問題になってきているようです。
また最近は食材としての質も落ちてきていると思わざるをえません。
肉(牛肉・豚肉・鶏肉)
現在の畜産業は、健康な牛や豚・鶏を育てるというよりも。経済的な効率を優先した飼育方法になってきています。
牛は本来牧場の中を自由に歩き回り草食動物ですから、自然の草を食べていれば元気なのだと思います。
しかし現実には早く太るように狭いところに閉じ込められ、農薬一杯の穀物でできた飼料を食べさせられて育ちます。
豚も同じように、暗くて狭い豚舎で農薬と化学物質まみれの飼料を食べさせられて育ちます。
鶏も狭いケージの中でやはり農薬・化学肥料、「遺伝子組み換え穀物」の飼料などを食べさせられて育ちます。
このように早く効率よく出荷できるように育てられているのです。
このような極限的な生活環境で飼育される動物は抵抗力も弱くなり病気にかかりやすくなってしまいます。
そのため病気にならないように大量の「抗生物質」が投与されています。
病気に罹ると狂牛病や鳥インフルのように、大変な損害が出てしまうからです。
これらの抗生物質は少量であっても肉の中に留まるため、それを食べている人間の体内に取り込まれることになります。
このような強い薬を摂取し続けることによる、長期的な人体の健康への悪影響について、警告を発している機関もま存在します。
大量の抗生物質の投与が耐性菌を作り、それを食べた人間に抗生物質が効かないという問題も出てきています。
また早く大きく育てて肉として出荷できるように「成長促進ホルモン剤」も投与されています。
これを食べた人間への影響としてはホルモンバランスの乱れにより、大人から子供まで様々な影響が出ているそうです。
子供がそのホルモンを取り込むと、脳や生殖器管の発達に影響が出ると言われており、子供たちが早熟化しているとも言われています。
特に輸入肉などはその安全性がとても心配です。
あまり表だって騒がれることはありませんが・・・
また肉などはその加工においても様々な細工が施されています。
牛肉偽装などで問題になった「牛脂注入肉」などです。
オーストラリアなどでは、食肉にならないということで肉食獣などの餌にされるものでも、これに牛脂を注入することで日本では美味しそうな高級肉に早変わりしてしまいます。
何を信じたらいいのか・・・となりますが
以上のようなことををしっかり見極めて、なるべく健康に害を及ぼさないような肉を購入していただきたいと思います。
卵・牛乳
卵や牛乳が身体に良いのか悪いのかという議論はありますが、ここではそのことに関してはまた別の機会にしたいと思います。
我が家では両方とも食材として摂っています。
重要なタンパク源であり、しっかり育てられた鶏や牛からとれた、卵や牛乳なら問題ないと思っているからです。
卵や牛乳そのものよりも、それを作っている鶏や牛の飼育状態や飼料にこそ、問題があると考えています。
肉の所でも触れましたが、農薬や化学物質、遺伝子組み換え穀物の飼料を食べ、抗生物質づけの鶏や牛から作られているということです。
残留農薬や化学肥料・抗生物質・成長ホルモンなどの影響は製品である卵や牛乳にも及んでしまいます。
しかし、商業的に少しでも利益を追求しようとすれば、農薬・化学物質・遺伝子組み換え穀物・抗生物質などを、大量に使用するしかないのが現実です。
できれば健康のためには、純粋な飼料や健康的に育成された鶏や牛からとれる、卵や牛乳をぜひ選びたいものです。
しかしこのような食材はとてもスーパーなどで安く提供することができません。
このようなことが解ってしまった今、1パック98円の卵を買う度胸は私にはありません。
自分の健康を守るためには、しっかり育成管理されてできた牛乳や卵を選んでいただきたいと思います。
安全な肉・卵・牛乳はどこで手に入れればいい?
しかしこのような飼育の方法ではなく、食べさせる飼料もしっかりと管理され、抗生物質や成長促進ホルモン剤などをなるべく使用しないで育てている、畜産業の方も現実に存在します。
なかなかスーパーなどでは扱っていないと思いますが、調べてみるとそのような牧場や養鶏場は結構あります。
私のお勧めと言いますか、豚肉で知っているところは「平田牧場」です。
同じような理念で肉を提供しようとしている畜産業の方も、まだまだ多くいらっしゃると思いますので調べてみてください。
食材にこだわっている所で私がお勧めなのは「生活クラブ」です。
ここではすべての食材が、安心して買い物をすることができます。
(生活クラブの回し者ではありませんが・・・)
自分自身が「ここなら安心できる!」というところを探してみてください。
自分と家族の健康を守るために。
病気になって病院にお金をつぎ込むぐらいなら、安全でおいしい食材にお金をつぎ込んだ方が何倍もいいと私は思っています。
何より安全・安心な食材は美味しいです。
異種タンパクとしての身体に及ぼす作用
肉・卵・牛乳は異種タンパクになります。
色々な問題が言われたりしますが、健康な人にとっては特に問題はないと考えています。
しかし、花粉症やアトピーなどアレルギーのある人は、少し控えたほうがいいのではないでしょうか。
異種タンパクがアレルゲンになってしまい症状が悪化する恐れがあります。
異種タンパクは分解されにくく腸壁から血管へ入ってしまい、身体がその異物に対して反応してしまうため症状が悪化するということです
お気を付けください。
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