ずっと以前に高額医療の問題が取り上げられていました。
癌になって薬を飲んでいるが、この薬が高額で年間数百万円もするために家計を圧迫してまい、中には資金難のために治療を断念する人がいるために何とかしないといけないというような内容でした。
そのために医療制度を抜本的に見直さなければいけないというコメントや、厚生労働省は高額療養費の見直しを検討していくということでした。
内容は、医療弱者がいるからこの人たちを何とか救わなければいけない。
そのために医療制度や高額療養費のあり方を検討しなければいけないということでしょう。
いかにもまともそうな考え方で、弱者に焦点を当てた高尚な考え方のように思えます。
医療はどんどん高度になり患者はどんどん増えている現状
しかし・・・
医療がどんどん高度医療になりつつあって、医療費がどんどん高額になっていっているようですが、患者はどんどん増え続けています。
この流れは本当にまともな流れなのか、私は疑問に思ってしまうのです。
国民の医療費は年々上がっていっていて、現在すでに40兆円を超えました。
なぜ国民の医療費は上がり続けなければならないのでしょうか
高度医療になって病気が無くなり、全体としての医療費は下がる傾向にある・・・というのなら納得できなくもないところです。
しかし医療費は高額になりながら、なぜか病気はどんどん増え続けてるのです。
高度医療になって医療費が高額になっていくさまは、まるで電化製品が売り上げを維持するために、常に新製品を発売して販売価格の低下を防いでいるのに似ているように思えてなりません。
もしそうだとしたら、医療は弱者の方ではなく、強者の方から考えられた制度になっているのではないでしょうか。
病気は本当に病院でなければ治らないのか
このようないかにも一般的な考え方に対して、現役の医者の中からも異論を唱える人たちが最近出て来始めています。
このような人たちは次のように言っています。
本当に病気になっている患者さんを救う為には、高度医療に走らなくても本当の医療があると思います。
資本主義があり、そこに営利を目的とした企業があるために医療が違う方向に向かっているような気がしてなりません。
医療は本当に患者さんの方を向いているのか
医療は常に患者さんの方向を向いていなければなりません。
営利目的のために、病気やその治療方法の考え方が歪曲されているように思えてならないのです。
真実の医療がなされれば、医療費は高くならないと思います。
医療制度や高額療養費の検討をする前に
医療の向かっている方向は正しいのか
病気とは・・・病気を治すこととは・・・どういうことなのか
その核心の部分をもっともっと議論をしてほしいと思います。
医療の真実は決して高いものではなく、安いと思います。
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