食欲がなくなり体重が減ってしまったというお客様が見えられました。
吐き気や胸やけで食事が思うようにできないそうです。
元々細いタイプの方ですが、ここ最近で5kgほど痩せてしまったとのこと。
内科や胃腸科で検査をしても何も異常がないそうです。
なぜ病院で治らないのか
本当異常がないのではなく、西洋医学の機械でその原因を見つけられないだけです。
しかし病院では検査の機械に表れないものは、全て異常なしになってしまいます。
私自身が食欲不振でどんどん痩せていった時も、病院の検査では何も問題はありませんでした。
「何も異常がないわけないじゃないか！」と不満を持っていたものです。
何も問題はないのに胃腸の薬だけは大量に処方されます。
このお客様もそうでした。
しかし、治りません。
なぜか！
胃腸に何の問題もないのに、胃腸の薬を飲んでいるからです。
原因は胃腸以外の所にあります。
原因に対しては何の治療もなされていません。
当院が考える食欲不振の原因
真の原因は単なる自律神経の乱れと考えています。
私は自分自身の食欲不振を改善したとき、このことに気が付くまで数年の時間を要しました。
通常ではいきなり食欲不振にはなりません。
失恋やショックな出来事に遭遇した時など、一時的になることはありますが・・・
身体や心に大きな無理や負担がかかっていたのだと思います。
こういう状態が続くと筋肉が緊張し、骨格の歪みまで引き起こしてしまいます。
この状態では、交感神経が常に過緊張状態になっています。
このような状態がずっと続けば、自律神経のバランスが乱れてくるのは当たり前といえば当たり前です。
「副交感神経」の領域である消化器官は、当然のごとく元気をなくします。
それが食欲不振の原因だと捉えています。
それで食欲がなくなってしまった。
当院の食欲不振の施術
大体このような方にお話を聞くと、症状が現れる半年や１年前辺りに心身の無理をされている方が多いです。
この方もまた同じでした。
１年ほど前から仕事のプレッシャーや、部下の育成で悩まされていたそうです。
通常は「心身整体」で心と身体を緩める施術を行います。
しかしこの方は発症して間もないため、整体だけで何とかなるかもしれないと思いました。
整体で首を中心に自律神経と関係ありそうな箇所を緩めると、２回目辺りから少し食欲が戻ってきたそうです。
お酒も飲めるようになったとのこと。
まだ首や背中などに固さが見られますが、この身体を緩めていけば更に食欲も戻ってくると思います。
心が占める割合が多い場合は同時に心も緩める施術を行います。
「食欲不振」で悩んでいる方はご相談ください。
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