朝食は抜くべきか?食べるべきか?

朝食について

朝食
朝食は食べるべきか抜くべきかという問題については、様々な本が出ています。

朝食は摂るべきだ!
朝食は抜くべきだ!

どちらの本も出ておりどちらにも一理ありますが、朝食の問題だけに偏り過ぎていると思います。

朝食の必要性はその人の生活スタイルや年代でも違うはずです。

食べたほうがいいとか食べない方がいいとか、一概に言い切れない問題だと思っています。

朝食は食べたほうがいい人もいれば、食べない方がいい人もいると思います。

たとえば農家の人で朝早くから田んぼを見回ったり、朝食前の朝早くから仕事をしている人たち。

こういう人達は朝食を食べた方がいいと思います。

また前日の食事が夕食の人達も食べたほうがいいでしょう。
(※夕食とは午後6時ごろに食べるということです)

しかし、前日の食事が夜食になる人は食べない方がいいと思います。
(※夜食とは夜の9時以降に食べるということです)

また年代的にも食べたほうがいい年代と、食べない方がいい年代があると思っています。

育ちざかりの中・高生などは食べたほうがいいと思います。

しかし中高年になれば控えたほうがいいのではないでしょうか。

このようにその人の生活サイクルや年代的にも、必要がどうかは変わってくるということです。

朝食が必要かどうかは一概には言えないはずです。

 

朝食を食べたほうがいい人

朝食を食べる男性
食べたほうがいいという人達は朝からお腹がすいて、胃の中に前日の消化不足の残留物がない人たちです。

農家の人達は朝飯前に仕事をしますので当然お腹がすきます。

また夕食を食べる人も、寝る前に5時間前後の時間が経過していますので、朝はお腹がすいているでしょう。

こういう人たちは、胃の中に前日の未消化の残留物がないと思いますので、食べたほうがいいと思っています。

このように前の食事の残留物が胃に残っていない状態で、次の食事をすることが大切だと思うからです。

また年代別に見てみるとその年代でも変わってきます。

中・高生は人生の中でも一番活発に動く時期です。

学校での勉強や部活動などで大量のエネルギーを使います。

夜も遅くまで勉強したり、暗くなるまで部活動に励んでいます。

またこの時期は身体を形成する時期でもありますので、それなりの栄養が必要です。

こういう人たちも朝食は食べたほうがいいと思います。

 

朝食を抜いた方がいい人

ビールを飲む男性
食べない方がいい人達は、胃の中に前日の未消化の残留物が残っている人たちです。

夜9時以降に食べて寝るまでに1~2時間ほどしかない人達は、寝ている間に消化器官が一生懸命消化しようとします。

しかし寝ているときの消化力は弱く、まだ胃の中に未消化の残留物が残ったまま朝を迎えます。

こういう人達がさらに朝食を食べると、胃などの消化器官が休まる暇がありません。

しっかり前回の食事分をすべて消化してから、次の食事をするべきです。

それが消化器官を守ることになります。

年代別に見てみると、食べなくてもいい年代は中高年の人達です。
(※中高年の人達でも朝食前に仕事をされている方は除きます。)

中年辺りから徐々に体重が増え始めるのは、新陳代謝が衰えてくるからです。

新陳代謝が衰えているにもかかわらず、若い時と同じ量を食べようとしてしまいます。

それが体重増につながり、ゆくゆくは生活習慣病へと発展してしまいます。

またこの年代の人達は仕事上でもそれなりの地位にいる人たちで、仕事上の付き合いで夜の宴会なども多くなってきます。

ただでさえ食べ過ぎているのに、朝食まで真面目に摂る必要はないでしょう。

逆に少しでも食事を抜くことだ大事だと思います。

この年代の使命は一切の薬を服用しない、一切の食事制限を受けないで65歳を迎えることです。

それができなければ健康で長生きはできないと考えています。

また全ての世代に言えることですが、その時の体調です。

食べたくなければ食べないことです。

 

食べても抜いてもどちらでもいい人

どちらでもいいとは語弊がありますが、食べてもいいし食べなくてもいいという人達です。

それはまず晩ごはんを食べる人達です。
(※夕食でもなく夜食でもなく午後7~8時頃食べる人)

この人たちは翌朝お腹がすいていれば食べればいいし、食べたくなければ無理して食べなくてもいいと思います。

また年代別で言えば少年・少女期、中高年以外の人達。

お腹がすいていれば食べればいいし、お腹がすいてなければ無理して食べなくてもいいと思います。

また全ての世代に言えることですが、その時の体調です。

食べたい時もあれば、食べたくない時もあると思います。

食べたくなければ無理に食べないことです。

 

朝食に対する基本的な考え方

朝前日の未消化過分が胃に残っているかいないか、それが問題です。

残っているなら食べない
残っていないなら食べる

分からなければお腹がすいていたら食べる、別にお腹がすいていなければ食べない

義務的に食べないということです。

帰りが遅くて夜遅く食べるような人たちは、無理をして食べなくてもいいと思います。

夜遅く帰宅する普通のサラリーマンは、通勤が大変かもしれませんが食べなくてもいいと思いますよ。

ちなみに私は朝はコーヒーだけです。

あまり栄養栄養と考えなくても現在人は、それなりに栄養は摂れています。

戦中・戦後の人達は食べるものがなかった時代ですが、元気に生きています。

栄養宗教にはまらなくてもいいと思います。

栄養を摂りすぎて現在人は生活習慣病になっている人が多いです。

どちらかと言えば私は朝は食べない派です。

 

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