私が開院した理由 

突然の体調不良に見舞われました

私はサラリーマンだった20代の後半に突然身体の不調に見舞われました。

主な症状としては食欲不振・吐き気・全身の倦怠感・不眠症などです。

とにかく生きているだけできつい・・・という状態でした。
 

病院では結局治りませんでした

病院を転々として検査を繰り返しましたが、検査結果はどこにも異常は見つかりませんでした。

当時言われていた病名は神経性の胃腸炎・自律神経失調症などです。

病院に行くたびに大量の薬を処方されて服用していましたが、一向に病状は良くなることはありませんでした。

吐き気で食べられないため体重はどんどん痩せていき、60kg以上あった体重が40kg台まで減ってしまいました。

この時はさすがに身体がきつくて、「もう自分はダメかもしれない・・・」と、とても弱気になっていたのを思い出します。

 

病院への不信感と玄米療法との出会い

この辺から身体に異常があるのに、検査結果で異常はないとする病院側の見解と、その原因も解らないのに毎回大量に出す薬をみて、病院側の治療に不信感を抱きだしました。

そんな時知り合いの方に、玄米療法(今で言うマクロビオテック)を教えていただきました。

まさか、病院でも治せないのに、食事を変えただけで治るようなら病院はいらないよ・・・

半信半疑で3ヶ月ほど実行すると、なんと!体力が徐々についてきたのです。

とても驚きました。

それまでは
「病気になれば病院に行って薬をもらうもの」とばっかり思っていましたので、病院以外で病気が良くなることをこの時初めて知りました。

これをきっかけに病気を治す方法に興味を持ち、本屋さんに行って病気や健康に関する本を読みあさりだしました。

 

運命的な「自然治癒力」との出会い

その時に巡り合ったのが「自然治癒力」という言葉です。

病気と言うのはこの「自然治癒力」が減退しているから起きている現象であって、この「自然治癒力」さえ元の元気な状態に戻せば病気も改善するという考えです。

とても納得し、そして大いに感動を覚えました。

この言葉にたどり着くために今までいろんな本を読んできたのではないかとさえ思ったぐらいです。

それぐらい感動したことを今でも覚えています。

 

代替医療で改善

代替医療
この自然治癒力に出会ってから病院での治療を一切止めました。
(当然薬も全て捨てました)

その後、この自然治癒力を蘇らせてくれそうな様々な「代替療法」を試すようになっていったのです。

【代替医療とは】
※代替医療とは:病院以外の治療法・保険適用になってない治療法、と思っていただければ解りやすいと思います。詳しくはこちらをご覧ください

なぜ病院の治療を諦め病院以外の治療法である、代替療法を選んだかと言いますと、

病院の3代治療法である「投薬」・「手術」・「放射線治療」などは、すべて自然治癒力を減退させているだけで、「治療ではない!」と考えたからです。

「考え方が間違っている治療法を、これ以上続けることはできない!」
と決断したのです。

この考え方は今も変わっていません。

対処療法しかできない西洋医学では、慢性病や生活習慣病などは治せないと今も思っています。
 

様々な代替療法を自分の身体で人体実験しました

その後様々な代替療法を自らの身体で人体実験していきました。

マクロビオテック・漢方薬・民間薬・サプリメント・鍼灸・指圧・整体・カイロ・操体法・波動療法・飲水法・気功・宇宙エネルギー・ホメオパシー・バッチフラワー・・・

その他多くの療法を試しました。

とにかく身体に良いという情報を聞きつけると何でも試すような状況でした。

今では社会的な認知を受けるようになった療法でも、30年ほど前は全てが怪しいものとして取り扱われていました。

しかし私はこの世間一般的に怪しいと思われている代替療法を実践していくことでどんどん体調が回復していったのです。

代替療法は今でも玉石混交で、まがい物も確かにあります。

当時はそういうものも随分体験してきました。

しかしその中にこそキラリと光る本物があるのです。

世間一般的に認知されているものの中にはそれなりのものはありますが、本当の本物はなかなかないものです。
(それが製品でも・・・人でも・・・)

おかげ様で本物と偽物を見分ける目も随分培われました。

全てが独学でしたので随分遠回りをしてしまいましたが、40代半ばに元の体重に戻り、20代の元気な頃よりも体調が良くなるほどまで改善しました。

現在は60代ですが、20代の頃よりも身長は高くなっています。

 

いつしか治療家を志すように

この回復する段階で、心と身体は一体であり、決して切り離して考えることは出来ないことも分かってきました。

そして一般的に行われている、病気を改善させる方法や健康のために良いと思って行われている方法に、間違いが多いということもだんだん分かってきました。

とても前置きが長くなってしまいましたが、いつしか
「このような間違いをもっともっと多くの人達たちに伝えたい!」
「今度は私が悩んでいらっしゃる人達を代替療法で治してあげたい!」

という思いが強くなってきたのです。

しかし家族6人(子供が4人)の生活のことを考えるとサラリーマンをすぐ辞めるわけにもいかず、その思いはずっと延び延びになっていきました。

その間にも様々な代替療法を試したり休日を利用して密かにさまざまな資格を取ったりしながら、来るべき日の準備だけは進めていました。

そして期が熟した!と思った時に開院を決断したのです。

志した時からすでに十数年の歳月が過ぎていましたが、年齢的にも最後のチャンスだと思いました。

 

開院当初は随分苦労させられました

しかし、開院当初は苦労させられました。

やはり、と言いますか代替療法はもう現在では、社会的な認知を受けていると思っていましたが、甘かったと自覚させられました。

まだまだ一般的には身体や心に不調があったときは病院へ罹り、薬を飲むというのが当たり前の行為です。
病院の診察室
それ以外の選択肢がない、思い浮かばないというのが世間の一般的な常識だと思います。

小さい時からそういうふうに洗脳教育されてきていますので、仕方がないのかもしれません。(私もそうでした)

そうじゃないのに!と思いながら、まだ時代はこないのか・・・と諦めかけました。

まず新規のお客様が見えられません。

せっかく見えられたお客様も、病院等と違う怪しい療法を目の当たりにして、次回の予約が入らなかったり、突然見えられなくなるということが続きました。

友達からも
「お前のホームページを見ても怪しくて誰も行かないよ!」と言われたものです。

「信じて!決して間違っていないから!」と叫びたい気持ちで一杯でした。
 

少しずつ支持していただけるお客様も増えてきて

そんな状況が続いていましたが、支持していただけるお客様も少しずつ現れ、徐々に来院されるお客様も増えてきました。

そしてその後整体を前面に出すようになってからは、さらにお客様に支持していただけるようになってきました。

最近は整体の講師や、NPO法人「大人の学校」等でも講師をさせていただいたりすることで、私自身の認知度も広がり、
現在本当に多くのお客様に支持していただいています。

ありがたいことです。

当院にみえられるお客様達は院長が頑固で変わり者なものですから、みんな良い人ばかりです。

本当にありがたいと思っています。

院内の玄関が寂しいからといってお花を飾ってくださったり、旅行に行った時や田舎から送ってきたからとお土産をいただいたり、経営のことにも色々とお気遣いいただいたり、本当にお客様に支えられてるなあと日々実感しています。

これからも初心を忘れず、一人でも多くのお客様に素晴らしい笑顔を取り戻していただけるようにがんばっていきたいと思っています。

 

なぜ整体院なのか

当院の施術風景
様々な代替療法がある中でどうして整体院なのかといいますと、自分自身が一番お世話になったのが整体であり、どの代替療法を選ぶにしてもまず整体で身体の歪みを整えることが最重要と考えているからです。身体が歪んでいてコリがある身体は全身の血流が滞っています。

この血流が滞っていてはどんなに素晴らしい療法をしても効果は半減します。

また、身体の歪みやコリによって、神経や血流・リンパの流れが阻害されることが、病気の発症にも繋がっていく最大の原因だとも思っています。

血流を良くすることこそが、病気の予防にもなり、本当の意味でのアンチエイジングだと思っています。

何をするにもまずは整体で歪みとコリをとって、身体全体のバランスを整えてからです。

それがたとえ心の病であったとしても・・・

 

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