「想」とは心・感情の事
「操体法」の開祖、橋本敬三先生が唱えられている、健康にとって大切な息・食・動・想の「想」についての解説です。
「想」とは心・感情のことです。
心・感情と健康はとても深い繋がりがあります。
昔から「病は気から」ということわざもあります。
(本来の気は気功の気という説もありますが・・・)
心のありようが健康と密接に結びついているということです。
引き寄せの法則というのがありますが
引き寄せることになってしまうのです。
ポジティブな感情とネガティブな感情
ポジティブ・ネガティブと言ってもわかりにくいと思いますので思い当たることを列挙してみました。
参考にしてみてください。
【ポジティブな感情】
愛、感謝、誠実、思いやり、謙虚、尊敬、奉仕、献身、同情、素直、冷静、寛容、親切、期待する、希望を持つ、信じる、努力、協力、正直、自分をオープンにする、人の成功・幸福を願う、喜ぶ、安心、感動、満足、充実、幸福、嬉しい、楽しい、気持ちいい、誇らしい、おかしい、笑う、わくわくする、リラックス・・・等
怒り、不平不満、悩み、恐怖、悲しみ、不安、憎悪、恨み、イライラ、批判、嫉妬、妬み、頑固、執着、疑念、非難、自己顕示、独占、傲慢、いじめ、反抗、卑怯、人の不幸を喜ぶ、裏切り、無気力、無感動、無関心、人任せ、怠惰、現実逃避、劣等感、失望、ショック、卑屈、コンプレックス、悲観的、困惑、後悔、諦め、焦り、脱力感、・・・等
ポジティブ感情だけの人も、ネガティブ感情だけの人もおそらくいないのではないでしょうか。
割合がポジティブの方が多いかな・・・?、と思えるように持っていければいいのではないかと思っています。
心・感情を自分でコントロールする方法
この心(感情)を自分でコントロールできれば、日々の生活も喜びや幸せに満ちた日々に変わってくると思います。
とりあえず現状の考え方を変えてみましょう。
性格ではなく考え方の癖だと思ってみる
世の中にはネガティブに考えることが癖になっている人がいます。
何で自分だけ、自分は本当に運が無い、
あの人は良いなあ、あ~あ情け無い、
などと考えてしまいます。
例えば交通事故に遭って腕を骨折したとします。
その時に、
「何で自分ばかりこんな目に遭うんだろう」、
「何でこんなに運が悪いんだろう」
と考えてしまう人と、
「腕の骨折で済んで本当に良かった」、「運が良かった」、
「自分はまだ守られている感謝、感謝」、
と考える人がいます。
身の上に生きた事実は同じことですが、考え方によってこんなに差が出てしまいます。
考え方は誰にも強要されません。
わざわざネガティブに考える必要はどこにもありません。
人生において非常に勿体無いことであり、一生のうちでは相当の損失になってしまいます。
今日からでも性格だと思わず、考え方の癖・習慣だと思って、少しずつポジティブに変えていくようにしましょう。
現状は全て自分が望んだ人生だと考えてみる
自分が現在不幸な状態にいる時、現状は自分の思っている人生ではないと、とても不満に思っている人がほとんどだと思います。
しかし考え方を少し変えて、自分はいつでも自分の思い描いた人生を送っていると考えてみるのです。
次のような感情が湧いたときは、自分の内部にそのようなことを望んでいる自分がいると考えてみるのです。
怒りたい・不安なりたい・怖がりたい・悲しみたいという感情を持っている。
お金で困りたい・お金が怖い・お金持ちになるのが怖い・お金は汚い物という感情
病気で苦しみたい・病気が怖い・病弱だからと気にかけてもらいたい等の感情
人間関係で悩みたい・人間が嫌い・自分が正しい・人に合わせるのは嫌等の感情
仕事のことで悩んでいたい・他の問題から逃げたい・悩んでいる自分が好き等の感情
上記のようにこれらの事柄は自分が望んでしている、自分の内にこのような自分の望んだ感情が潜んでいた、と考えてみるのです。
そう考えるだけで、とりあえず自分以外のものに対する不満が無くなります。
・給料が安すぎて生活に困っているのは会社のせいだ
・病気になったのは○○のせいだ
・あの人の考え方は間違っている絶対に許せない
このような考えをする人も多いと思いますが、そう思う自分がいたなら、その状況は全て自分が望んだものだと考えてみるのです。
結局現状を変えられるのは他人ではなく、自分しかいないんだと思うことが大事だと思います。
ここまで考えが至ったら、現状の人生は好転していくのではないかと考えています。
自分の現状の不満を自分以外の責任にしている間は、人生は好転しないのではないでしょうか。
自分で現状を変える方法
自分の内にある感情を手放すと唱える
と毎日唱え続けることです。
いつの日にか変わっている自分に気が付くと思います。
鏡を見ながら寝る前・起きた後に唱える
これは「中村天風」氏の提言を拡大解釈しました。
・私はお金持ちになる恐怖を捨てます
・私は病気になりたい心を捨てます
・私は人間関係の悩みを捨てます
・私は不幸でいたい自分を捨てます
等と自分のテーマと思えるものを毎日唱えて寝ます。
・私はお金持ちになる恐怖を捨て去りました
・私は病気になりたい心を全て捨て去りました
・私は人間関係の悩みを全て捨て去りました
・私は不幸でいたい自分を全て捨て去りました
と唱えということです。
EFT(感情開放テクニック)を使う
当院の心理カウンセリングには「EFT」を使っています。
「EFT」とは
「EFT」とはアメリカ人のギャリー・クレイグ氏によって生み出された「感情を解放する癒しのツール」です。
世界中で数多くのセラピストによって使われています。
Emotional Freedom Technique(エモーショナル・フリーダム・テクニック)の頭文字を取って「EFT」(イーエフティー)と発音します。
日本語では「感情解放テクニック」と訳されます。
体のエネルギー(日本や中国でいう「気」)を整える事ことによって、感情的な苦痛やストレス、又それに伴う身体的症状を解消するテクニックです。
現在、EFTは、従来のセラピーに比べ、迅速で、安全に効果を生み出せるという事から、心理療法の世界でも注目されています。
欧米では、多くの専門家に使われ、日本においても一部の心療内科、精神科クリニックなどでも導入されています。
基本的な方法は、解消したい感情的、精神的な問題を言葉に出しながら、主に顔や胸周辺のツボを指で軽く叩くだけです。
一種の心理療法ですね。
効果は心(感情)から身体にまで及びます
JMET公式サイトからの抜粋ですが以下のような症状に効果があると言われています。
・イライラ、気分の落ち込みの解消
・不安、恐怖、悲しみ、喪失感、罪悪感、怒り、羞恥、嫉妬、無力感、自己憐憫などといった感情の解放。
・性的虐待などのトラウマの解放
・震災、事故などのPTSDの解放
・脅迫観念症、摂食障害、パニックアタック等の解消、改善
・タバコ、お酒など依存症の解消、改善
・悪癖(爪をかむなど)の解消、改善
・頭痛、腰痛から内臓疾患など身体のあらゆる症状の改善
・アレルギーの解消、改善
・子供のおねしょの解消
・感情のコントロールができるようになる。
・落ち着き、集中力、自信を高める。
・自己や他者への愛が増える
上記のような悩みに対して効果がありますので、お悩みの方はご相談ください。
タッピングの仕方
14番の空手チョップか胸の脇の所を触りながら、セットアップフレーズ(自分が解放したい感情)を唱えます。
その後下の図の1〜8番までを順番に、軽くタッピングしながらリマインダーフレーズ(自分のネガティブな感情)を唱えていきます。
これを何度か繰り返して、感情が少しずつ軽くなっていたら大丈夫です。
EFTは最初は当院で行いますが、練習すればす自分でもできるようになりますので、セルフケアにも使うことができます。
感情が最初思っていた数値より下がってきていたら、何度か繰り返してさらに下げていきます。(数回繰り返す)
感情が治まってきて、最初の数値より下がってきたらたらとりあえず終えます。
最後に身体の中に感情の波が広がっているので、水を飲んで身体を落ち着かせます。
これで終了です。
※このやり方で残っている感情に対してさらに一つ一つ行うことで感情を開放していきます。
バッチフラワーを使う
「様々な代替医療とその種類」で勉強した「バッチフラワー」という手法を使います。
バッチフラワーには38種類の様々なネガティブな感情があります。
その時の自分の気分で自分に合ったボトルを舌下に落とします。
購入先などはネットなどで検索してみてください。
浦和の近くには伊勢丹の「生活の木」にあるようですので参考にしてみてください。
アロマセラピー用品店
高砂1丁目15−1 伊勢丹浦和店 6F
TEL: 048-834-6611
営業中 ⋅ 営業終了: 19:00
店舗内ショッピング可·宅配
瞑想をする
一人で静かに瞑想をする。
瞑想のやり方はいろいろとありますが、自分に合った瞑想を見つけたらよいと思います。
少なくとも、私が考え方を変えるきっかけになったのは瞑想です。
波動水を飲む
当院で波動水を作ることができます。
108種類の感情の中から、8種類の感情を同時に転写することができ、2ℓのペットボトルに転写します。
2ℓで1,500円で販売しています。(スピリチュアル大好きな人にとっては破格の値段だそうです)
飲み方や量は自由です。(科学的にはただの水ですから・・・)
自分が何かを感じた時でも、時間を決めて飲むでも大丈夫です。
口の中に入れてゆっくり飲み込みます。
1週間以内にお飲みください。
それを過ぎると波動が無くなって本当にただの水になってしまうと言われています。
当院のお客様の中にも、気に入って飲んでいただいている方がいます。
自分で難しい場合は心理カウンセリングを受けてみる
臨床心理士や心理カウンセラー・サイコセラピスト・心理相談員等と呼ばれる人がいますが、心の問題に対してアプローチする専門家です。
一人で難しい時はこのような人に自分の悩みを打ち明け相談するといいでしょう。
少なくともクスリの治療よりは身体に害がないと思います。
※当院でも「心身整体」を行っていますので、心の悩みなどがありましたらご相談ください。
やってはいけないこと
ポジティブになれない自分を責めないでください。
ポジティブと言っても、全てのことに対して、無理やりポジティブに考えなければいけないと言う事ではありません。
ここのところを勘違いすると、ポジティブに考えられない自分を否定してしまい、また悩んでしまいます。
悲しいときは思いっきり泣き、怒りたいときは怒る、という感情はストレートに表現しても良いのです。
悲しみや怒りの気持ちを押さえ込んだまま、無理やりポジティブ思考にしようとすると、その事が逆にストレスになってしまい、治癒力を抑制する方向に作用してしまいます。
涙は副交感神経を優位にし、緊張をほぐす効果があり、また「バカヤロー」と叫ぶ事でも副交換神経が優位になり、緊張もほぐれてきます。
自然に、意識しないでポジティブになっているというのが理想です。
人間は神ではないのですから、少しずつ努力するということでいいのではないでしょうか。
完ぺきを求めず、少しずつ少しずつ修行だと思って変えていきましょう。
まとめ
最近は会社や家庭でも様々なストレスを抱えている人が増えています。
そんなこと言ってもこの状況じゃ・・・、と思われる方も多いかもしれません。
ただ解っていただきたいことはどんな状況であれ、ネガティブはまたネガティブを引き寄せてしまうということです。
苦しい状況の中ではポジティブの機会が少ないかもしれません。
しかしその少ない機会の中で、何とかポジティブを探して状況を変えていただきたいと思います。
難しいかもわかりませんが、
しかし・・・それでも・・・
やはり状況を変えるにはそれしかないと思っています。
どうしても難しいという方は当院へお見えください。
一緒になって頑張りましょう。
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