日本における心理療法の立ちはだかる大きな壁

心理療法

「NHKスペシャルうつ病治療常識が変わる」を読んでの続きです。

 

日本における心理療法の立ちはだかる壁

イギリスにはうつ治療を薬ではなく、心理療法で治そうという仕組みがあります。

その効果は、再発率が薬物より低いこと、長続きすることなどの理由から、今では薬物療法の2倍の支持を得ているそうです。

日本でこの方法は出来ないかと試みられていますが、今のところ難しいようです。

日本には「臨床心理士」「医療心理士」という大きな団体がありますが、いずれも国家資格ではなく民間資格です。

そのため病院に併設しても、保険が効かないため高額になってしまいます。

そうすると患者さんは良いのは分かっていても、金額的に敬遠するため、病院の経営がうまくいかないそうです。

この二つを国家資格にしたらいいじゃないかという案もあったそうですが、心理療法はこの二つの団体だけではなく、30以上の団体があって、二つだけを国家資格にするには問題があるようです。

また、医師側も忙しいのは忙しいのですが、カウンセリングでうつ病が治ると思っていないようです。

やはり薬で治さなければいけないと信じているため、心理療法には否定的なようです。

医師も大学で病気は薬で治すものと洗脳教育されているのでしょうね。

世界的には良いといわれるような医療も、医療制度が古い日本ではなかなか良い医療が定着する土壌がありません。

これからどうなっていくのでしょうか?

 

薬物以外の療法を考えるべき時代

私は薬物以外の方法を考えるべきだと思っています。

脳を薬でコントロールしようという考え方はとても危険であり、傲慢です。

本来は制度や既得権益を壊してでも変えてでもやるべきだと思います。

それが医療者側ではなく、患者さんを救う本来の道です。

医療は厚労省のためでも、薬品会社や医療器メーカーのためでも、医師会のためでもありません。

患者さんのためにあるべきです。

いつまでも既得権益は離したくない!では患者さんは救われませんし、患者さんの方を向いた医療は行われません。

しかしこの既得権益が最大のネックになり、いつまでも患者さんのほうを向いた医療制度改革が行なわれにくいのだと思います。

もう少し時代が来るまでには時間がかかるのでしょうかねぇ・・・

 
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