一般的な膝痛は加齢・筋肉の低下等によって、引き起こされることが多いです。
年齢と共に筋肉は衰えていき、この状態で体重が増えてくると、膝にどんどん負荷がかかりいつか発症してしまう・・・
これ以外に足首や股関節等の、下肢の歪みや腰痛の痛み等を長いこと放置していた結果、起きていることもあります。
ですから「膝だけを施術しても根本の解決にはならない」と考えています。
当院では身体全体の歪みを整えてから・・・膝、という感覚で施術させていただいています。
※注射・薬・シップなどは目先の痛みを麻痺させているだけで、根本的な原因が無視されていると考えています。
(目先は楽になっても患部はさらに悪化することになりかねません)
ヒアルロン酸・グルコサミンなどの注入等の処置も賛成しかねます。
膝痛とは膝周辺の痛み
膝痛とは通常膝の関節付近の痛みのことを指します。
激しいスポーツなどで膝の半月版を損傷するとか、靭帯断裂するとかいうこともありますが、一般的にはこのような事はあまり起こり得ません。
通常の膝痛の中で一番多いのは「変形性膝関節症」による痛みと言われますが、特に中高年の女性に多い傾向があります。
「変形性膝関節症」による痛みは、体重の増加や怪我、加齢などによる筋力低下によって膝の関節に負担がかかり、膝の軟骨や骨が、破壊された状態のことを言います。
膝痛の症状も最初のうちは違和感やこわばり程度ですが、そのうち痛みがでるようになり、やがて水が溜まるようになってきます。
この辺りからは歩くのもつらく相当苦しむことになってしまい、よく水を抜くとか抜かないとかいうのはこの辺りの症状です。
膝痛の原因
膝痛の原因は上記にも書きましたが、身体全体の歪みや体重の増加・加齢などによる筋力低下などが主な要因です。
中年と呼ばれる年齢辺りから体重は増加傾向に推移し、逆に筋肉は徐々に衰え始めるということで、ある日の曲線が交わった所で発症してしまうということでしょう。
特に女性に多いのは膝関節が女性ホルモンの影響で柔らかく、膝を支える筋肉が男性よりも弱いことが原因と考えられています。
膝には、平地を歩いているときでも体重の約3倍、走っているときには約10倍、階段の上がり下がりでは約7倍の荷重がかかると言われています。
このように膝関節には、大きな衝撃が加わるために、筋肉だけではなく股関節や足首などを含めた脚の形、とくにO脚やX脚、偏平足などもその原因になってきます。
膝に溜まった水は抜かない方が良い
右側の膝が腫れています。
関節が磨り減り炎症を起こすと、膝に水が溜まってしまうことにもなってきます。
病院で定期的に水を抜いてもらっているという方がいらっしゃいますが、果たしてこのような方法で膝痛は改善するのでしょうか?
残念ながら当院では厳しいと考えています。
整体師が考える膝に水が溜まる理由
なぜ水が溜まるのかという考え方と、治療法が的を得ていないと考えています。
膝に水が溜まる症状とは
言わば「自然治癒力」が発動している状態」
という考え方が的を得ていると考えています。
水は炎症がおきて熱くなっている部位を冷やすという効果もあるでしょう。
つまり身体が自分自身で膝の関節を修復する為に、自然治癒力を発動して膝の修復をしている姿が、「水が溜まる」ということと考えられます。
水を抜くと癖になるといわれますが、この言い方は少し的がずれていると思います。
完治をしていないからいつまでも身体が膝に水を集めているということでしょう。
完治したら水を溜める必要がなくなりますから、水は溜まらないようになってくるはずです。
水を抜く行為は治療を遅らせることになりかねない
水が溜まることが「悪」と捉えて、溜まったらいつまでも水を抜き続けるという行為は、治療行為ではなくて、ただ単に痛みを抑えるだけの対処療法と心得るべきでしょう。
もっと言ってしまえば、改善をただ遅らせているだけの行為ともとれるのです。
水を抜く抜かないの判断はどうする?
そうは言っても水が溜まってパンパンになってしまったら、とても痛くて不安になってしまうと思います。
ただ耐え続けるしかないということではありません。
水が溜まるということは「悪」ではなく、修復している行為なんだということを解りつつ、自分の痛みや精神的な苦痛と天秤にかけて、楽になるほうを選ぶようにしたらどうでしょう。
どうしても耐えられないときは水を抜いて一時でも楽になり、ストレスから解放されるということはそれで良いと思います。
しかしその間に、根本的に改善させるように努力をすることを忘れてはいけません。
当院の膝痛の施術方法
まず足湯をしていただき、体全体の血流を促進させます。
全体的な身体の歪みや筋肉のチェックから
そして、膝の痛みは膝からきているのではなく、身体全体の歪みから起因していると捉えていいきます。
特に下半身の「外反母趾」・「足首」・「股関節」・「骨盤」などは大きな影響を与えていると思いますので歪みをチェックしていきます。
さらに「膝のねじれ」もチェックしていきます。(結構こういう方は多いです)
【膝が捻じれるという概念】
病院では膝が捻じれているという概念をあまり聞かないようです。
しかし膝痛で見えられるお客様で、膝が捻じれている人は現実に多いです。
内側に捻じれている人が大半です。
(まれに外側の人もいます)
膝の向きとつま先の向きは、様々な動作を行う時も常に同じ方向でなければなりません。
身体を捻じっても膝とつま先の向きは同じにする必要がありますが、この時に同時に膝も捻じっている人が多いです。
しかし、このことを分かっている人は少ないと思います。
このようなことをチェックしてから、まず身体全体の歪みを正し筋肉を緩めていきます。
最後に膝の施術を行います
その次に膝周辺の筋肉を緩めるという流れです。
筋肉を鍛えることも重要と考えていますので、自宅で出来る簡単な体操などもお伝えしながら、お客様と一緒になって改善させていくというスタンスで施術をしています。
このようなことを実行していくことで、自分の力で炎症を抑えられるようになってくれば、自然に水も溜まらなくなってきて、痛みも感じなくなってきます。
また膝も精神的なことが原因で発症していることもあります。
そのような場合は「心身整体」で心と身体の両方から改善していくということになります。
水を抜くのが痛くてつらくてという方が、今では一切水が溜まらないまで改善されている方がいます。
お客様の声
嬉しいことに血圧も下がりました W・I様 56歳(女性) 主婦
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<どんなことでお悩みでしたか?> <当院で施術を受けた感想をお願いします> 血流が良くなり嬉しいことに血圧が下がりました。 当院を漢字一文字で表すと 「家」 家にいるようにリラックスできます。 |
ひざ痛から胸の痛みもなくなりレントゲンの胸の影も無くなった T.S様 80歳(女性) 無職
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この度はおかげ様でありがとうございました。 先生は右の膝が痛いから左足でかばって歩いていたのが首にまで来てしまい、手もしびれるようになってしまったと言われました。 2ヶ月ほど施術をしてもらいましたが背中の痛みがなくなり、手のしびれはまだ残っていますが、だいぶ軽くなりました。 膝も大分床に着くようになってきました。 先生に教えていただいた体操を毎日続けて良くなっていくと思うととても勇気づけられます。 数ヶ月前にレントゲンで胸に影が写っていたのが消えていたことに家族一同驚いています。 |
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